CO2が燃料になる世界を想像してみてください。私たちは大気中のCO2をあなたの車のためのエタノールに変えます。カーボンニュートラルな未来をどのように実現しているか、ぜひ私たちの研究開発拠点にお越しください。
私たち技術は、独自の膜と2つの専用ポンプを使って、大気中からCO2を効率的に回収します。回収されたCO2は、特殊な電気化学セルを使ってエタノールに変換されます。システム全体は省電力で、太陽光発電のみで稼働できるため、よりクリーンな未来に向けた持続可能なソリューションを提供します。
私たちのコア技術：CO2回収装置
特殊な分離膜と2つの独自開発ポンプを用いて、大気中から効率的にCO2を回収します。システムは、標準的な100V交流電源または太陽光発電で稼働する単一のモーターで駆動します。
私たちの装置を用いることで、大気中からCO2を直接回収するこ とができます。このグラフは、当社のCO2回収プロセスの結果を示しており、大気中の濃度が400ppmから80,000ppmに上昇していることを示しています。
私たちは研究室の枠を超え、数多くのデバイスを製造し、現在では多くの場所で実証試験を開始しています。
回収したCO2をどうしますか？
回収したCO2をどのように処理するかが重要です。私たちはそれをエタノールに変換する技術を開発しました。
私たちのイノベーションは、独自の電気化学セル構造にあります。水を電気分解して水素を生成し、銅触媒を用いて水素とCO2を反応させてエタノールを生成します。この独自の設計により、非常に低い消費電力でCO2を貴重な燃料に変換することが可能になります。
CO2から変換された溶液をエタノールメーターで測定したところ、エタノール濃度は5%と表示されました。この溶液はエタノール5%と水95%で構成されています。
5%エタノール溶液を蒸留し、90%以上という高濃度にまで高めます。この蒸留エタノールをガソリンと混合し、自動車燃料として使用することを目標としています。
私たちのポンプは、電気に加えて風力でも駆動できます。これ により、車、電車、船などの移動体から発生する風だけでなく、建物や海からの自然風も利用して稼働させることができます。これは、新しいタイプの風力タービンです。
私たちは、自動車の屋根に装置を設置し、その動きによって発生した風でプロペラを回転させてシステムに電力を供給するというテストに成功しました。
次のステップは、この装置をトラックに搭載することです。長距離トラックが走行中にCO2を回収できることを示すことを目指しています。